僕は高校3年生の頃からニキビに悩むようになりました。
そしてこれまで各種ニキビケア用品使用、乳酸菌革命・パントテン酸服用、皮膚科での治療などいろいろと試してきました。
しかしそのようなニキビ治療ではそもそも効果が実感できなかったり、一度改善しても再発してしまうことばかりでした。
「これまで色々な治療を試してきたけど結局ニキビがなくならない。」
「皮膚科でのニキビ治療を続けてきたけど改善しない。」
そんな僕と同じような悩みを抱える人にぜひ知ってもらいたいニキビ治療薬「ロアキュタン」について説明します。
ロアキュタン(=アキュテイン)はどんな薬?

ロアキュタン(=アキュテイン)はイソトレイチンと呼ばれるビタミンA誘導体を含むニキビ治療の内服薬です。
おもに難治性ニキビ治療に使用される「ニキビ治療の切り札」とも呼ばれている最強のニキビ治療薬です。

アメリカでは難治性重傷ニキビの治療薬としてスタンダードな存在になっていますが、日本ではまだ厚生労働省の承認がおりていません。
そのため、難治性ニキビに対し効果的な治療薬であるにも関わらず日本での認知度は非常に低い薬です。
実際に僕自身も服用するまでロアキュタンの存在を知りませんでした。
厚生労働省の承認がおりていない理由の一つにロアキュタンの副作用の強さがあります。
そのためロアキュタンを服用するうえではその副作用についてしっかり理解しておくことも重要です。
ロアキュタンの副作用とは?
ロアキュタンの副作用には軽度なものと重度なものがあります。
多くの服用者が経験するであろう軽度な副作用にはおもに下記のものがあります。

・口角炎、口唇炎
・鼻血
<上記より頻度の低い軽度な副作用>
・骨、筋肉、関節の痛み
・生理不順
・軽い頭痛
とはいえロアキュタンの副作用はその他のニキビ治療と比較するとはるかに強い印象です。
尚、ロアキュタンの重度な副作用としては下記のものが報告されています。
これら重度の副作用は発生頻度はかなり稀です。医療機関の診察、経過観察のもと服用すればそこまで心配する必要のない副作用と言えます。厚生労働省はこうした重度な副作用があることからロアキュタンの個人輸入も禁止しています。
僕が実際にロアキュタンを服用してみて感じた副作用は以下の3つです。
・鼻血(鼻を強めにかむと鼻血が出ることがたびたび)
・唇の乾燥
軽度な副作用だけとはいえドライアイは目薬なしでは耐えられないくらいで唇の乾燥もひび割れがひどくリップクリーム無しでは生きていけなくなります。
ロアキュタン服用前にはリップクリームを使用しなくても全く乾燥しなかった僕でもリップクリーム必須になるくらいなので、もともと乾燥しやすい人だとかなり辛くなるかもしれません。
しかしリップクリームに加えてワセリン併用等でいくらでも緩和することは可能です。
副作用も強力ですが、それ以上にロアキュタンの効果も強力なのです。
実際に服用して感じたロアキュタンの効果
僕は2018年12月からロアキュタンの服用を開始し、この記事の更新日現在(2019年5月5 日)で服用から5ヶ月ほどが経過しています。

ロアキュタンを服用して感じたロアキュタンの効果は以下の3つです。
・しつこいニキビも確実に少なくなる。
・新規ニキビが出来なくなる。
この効果を実感出来たのは服用から3~4ヶ月が経過してからです。
特に皮脂の抑制については高い効果を感じています。
もともと喫煙者(現在は禁煙し、脱たばこへ)であった僕は皮脂の分泌が多めでしたが、ロアキュタン服用後には朝の洗顔後~帰宅(19時頃)迄の長時間を経ても皮脂でベタベタになるということはなくなりました。
そして4ヶ月を経過した頃から職場の人、友人、家族から「肌キレイになった?」と言われるようになりました。
今では写真で見てもロアキュタン服用前と服用後がはっきりとわかる程にニキビが改善しています。
まとめ
今回は「ニキビ治療の切り札」とも呼ばれるニキビ治療薬ロアキュタンの副作用と効果についての簡単な紹介をさせて頂きました。
僕のニキビはロアキュタン服用でかなり改善しました。
ロアキュタン服用でこれまでの治療が嘘のようにキレイになるかもしれません。
「僕と同じようにニキビで長年悩んできた人には一度試してほしい。」そんな気持ちで今回の記事は書きました!
なお僕の場合は、ロアキュタンは湘南美容クリニックで処方を受けています。
治療費や服用後の肌の経過、具体的な服用方法等については今後別記事で発信していきます。